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さくら、初のエースで今季2勝目引き寄せた!

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の最終日に、プロ転向後初めてホールインワンを達成した横峯さくらが、4ストローク伸ばして通算10アンダーでホールアウト。2位に1打差で、5月の「フンドーキンレディス」以来となる、今季2勝目を果たした。

1番から4番まではチャンスにも恵まれず、同組で同じく6アンダーからスタートした全美貞(韓国)、馬場ゆかりがスコアを伸ばすのを見届ける状態が続いた。しかし、5番でピンまで20mのラフからのアプローチが、最後のひと転がりで入るチップインバーディ。

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7番パー3では、9番ウッドを手にしたティショットが、グリーンの中央に落ちると、そのまま少し右に流れてピン方向に向かった。「5番ウッドか悩んだのですが、グリーンの奥よりは手前の方が良いと思ったので」と振り返る横峯。その選択が見事に的中し、ボールは8mほど転がって、カップに吸い込まれた。

ティグラウンドからもその光景ははっきりと確認でき、横峯はびっくりした表情を浮かべた後ティグラウンド周辺で見ていたギャラリーに向かって軽く右手を挙げた。「まだ7番だったので、はしゃぎ過ぎて緊張の糸を切らせてはまずいと思ったので・・・。でも、自分の中では本当に嬉しかったです」。

気持ちを切らせずに次ぎのホールに向かった横峯は、8番パー5でティショット、2打目とラフを渡り歩くが、3打目のアプローチで、残り80ヤードをピンの手前1mにぴたりと寄せてバーディを奪った。この時点で2位とは3打差の通算10アンダーに伸ばしている。

後半に入ると、13番でバーディを奪うが、12番、14番、そして15番とバーディを奪った馬場ゆかりが、1打差の9アンダーまで迫る。16番でピンの手前6mのバーディパットがカップの右淵で止まってしまい「あれは入ると思ったのですが、右に抜けてしまって、気持ちも抜けそうでした。でも、最後まで切らさずに行けてよかったです」と話す。

17番ではボギーを叩いたが、追いかける馬場もボギーだったために差は1つのまま最終ホールへ。2打目をグリーン右サイドのカラーへ運んだ横峯は、3打目をパターでカップに60センチまで寄せてパーセーブ。その瞬間右手を高々と上げて優勝の喜びをかみ締めた。「緊張しました。前回の優勝から間が空いてしまったので、勝てて嬉しいです」と話す横峯。これで、今季の賞金を9240万円として、首位を独走するアン・ソンジュを追撃態勢に入る。

2010年 マスターズGCレディース



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