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「良いスタートが切れたと思う」横峯、笑顔の首位発進!

大会前日、友人らに「明日からが楽しみ」と話していたという横峯さくら。賞金女王争いのプレッシャーは考えず、地元宮崎で迎える最終戦をいかに楽しむかが、今週の横峯のテーマとなっている。

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」初日、横峯は最終組で諸見里しのぶと同組となる。他の組とは異なる空気が取り巻いた最終組だったが、横峯のマイペースは変わらない。1番をボギースタートとした諸見里に対し、横峯は2番で下り7mのバーディパットをジャストタッチで沈めて「あれが決まってくれたのが大きかった」。

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4番では第2打をピンそば30cmにぴたりとつけてバーディ奪取。続く5番パー3では、ティショットがグリーン左サイドにある松の木に当たり、「一番行ったらいけないところ」と警戒していたバンカーに落ちてしまう。だが、ここからバンカーのあごと松の枝の下、約1.5mの隙間を通して2mに寄せると、このパーパットを執念でねじ込んだ。

「練習していて、木に当たらないのは分かっていた」と振り返る横峯。その後も9番、12番でバーディを奪い、ボギーは14番の一つだけ。通算3アンダーの首位タイと絶好のスタートダッシュで初日を終えた。

「(コースは)やっぱり難しいなと思うけど、初日としては良いスタートが切れたと思う」と笑顔を見せる横峯。前日、サードQTに挑戦中の姉・瑠依から「平常心で頑張って!私も頑張るから」と激励の電話を受けたが、首位発進の横峯と共に、瑠依もこの日ファイナルQTへの進出を決めた。残り3日、「自信が無くても、自信を持つようにしようと思う」と決意を胸に会見を締め括った。

2009年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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