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二刀流で挑む横峯「明日が楽しみ」

二刀流で米ツアー制覇! 日米両女子ツアー共催のミズノクラシックに出場する横峯さくらが、2日に行われたプロアマで、先週に引き続きドライバー2本をバッグに入れ調整した。大会は3日から3日間、三重県の賢島CCで開催される。

今大会は米女子ツアーの公式戦ということで、当初、プロアマに出場する日本人選手は宮里藍大山志保藤井かすみの3人のみ。横峯は参加する予定がなかった。しかし直前になり、大山が疲労性の腹痛でダウン。ピンチヒッターとしてプレーすることになった。

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今週も43インチ、45インチの2本のドライバーを使用する。前日の練習ラウンドは風が強く43インチの方を多用したが、この日は、風がそれほど吹かず「45インチ(のドライバー)を多く使いました。風の状況によって使い分けたいですね」。前週の樋口久子IDC大塚家具レディスでプレーオフに進出する原動力になった二刀流も板についた。コースは全長が6,506ヤードと女子ツアーとしては長い。得意の飛距離を2本のドライバーでアピールし、米ツアーメンバーの度肝を抜くつもりだ。

またキャディを務める14歳の有馬境佑君とのコンビネーションも良好だ。有馬君は、父・良郎氏が指導するゴルフスクール「さくらアカデミー」の生徒。それだけに、横峯のゴルフも理解している。横峯も「(有馬君は)ラインも読んでくれるし、私の番手の距離を把握しつつある。明日が楽しみ」と年下キャディに信頼を寄せた。

今季はウィータビックス全英女子オープンで16位タイと健闘した。米ツアーのメンバーが多数プレーするこの大会で上位に食い込めば、再び世界に実力を披露することができる。初日は飛ばし屋・ローラ・デービース(英)と同組。飛距離をアピールするには、願ってもないペアリングだ。「この大会でいい成績を残せば、自信が持てると思います」。2本のドライバーを武器に、横峯が地元日本で世界を驚かす。

2006年 ミズノクラシック



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