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さくら、直接対決に敗れて2位タイ

「ゴルフ5レディス」最終日を首位タイで迎えた横峯さくら。首位タイとはいえ、同スコアに5人が並ぶ混戦を制するには、やはり多くのバーディを奪っていくしかない。

2日続けて諸見里しのぶと同組になった横峯は、序盤から激しいつば迫り合いを見せる。3番で諸見里より先に6mを沈めてバーディとすると、4番では二人仲良くボギーを叩いたが、続く5番パー5で3打目を1mにつけるバーディチャンス。先にグリーンの外から諸見里がチップインを決めたが、冷静に横峯も入れ返した。

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7番では1.5mにつけた諸見里の後から、その内側につけるナイスショットでバーディを奪い、前半を終えて通算10アンダー。10番までに7つスコアを伸ばした佐伯三貴が通算12アンダーで首位に立つ中、首位とは2打差でサンデーバック9へと突入した。

10番は471ヤードと距離の短いパー5。2オンも可能でバーディ以上が計算出来るホールだが、横峯はこのホールのティショットを右のラフに入れてしまう。グリーンを狙って9Wで放った第2打は大きくショートして50ヤード手前に落ち、そこから5mにつけたものの2パットのパー。「10番で獲れなかったのが、一番もったいなかった。ティショットをしっかりフェアウェイに運んでいればバーディも獲れたと思うけど、まだまだです」と、勝負所でのドライバーのミスを悔しがった。

15番、16番と連続バーディを奪ったものの、優勝した諸見里しのぶには前半、後半と1個ずつ差をつけられて、終わってみれば2打差の2位タイ。「チャンスはあったけど、それを決められなかったです。カップに蹴られたり、全体的に運も向いてなかった」と、半ば諦め顔で振り返った。

それでも、来週のメジャー大会へ向け、「準備は整ってきています」という横峯。「モチベーションは高めなので、しっかり冷静に、1打1打自分のプレーが出来ればいいと思う」と、今週の2倍以上の優勝賞金の掛かった大一番で、次こそはトップを狙う。

2009年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント



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