2007年 富士通レディース
期間:10/12〜10/14 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
怒涛の4連続バーディで、一気に3位タイまで浮上
「富士通レディース」初日を、イーブンパーの29位タイで終えた横峯さくら。会見では「明日は予選通過を目指します」と謙虚な言葉を残したが、昨日の上がり2ホールを連続ボギーとしてしまった後遺症が残っていなければ良いが・・・。
1番から3番までをパーとした横峯は、「昨日はカップをかすっても入らなかったパットが、今日は入ってくれました」との言葉通り、4番パー3で4メートル、5番パー4で1メートル、6番パー4で50センチ、さらに7番パー5では2オンに成功するなど、怒涛の4連続バーディを奪取。予選通過どころか、一気に首位争いに加わるまでに順位を上げる。
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折り返し後の11番パー4では3パットによるボギーとするが、この日のボギーはこの1つだけ。「昨日はラフからの練習をして、昨日まで力いっぱいターフをとるように打っていたのを、ボールだけをクリーンに打つように変えました」との努力が実ったのか、13番、15番、16番と立て続けにバーディを奪い、終わってみれば7バーディ、1ボギー。この日のベストスコアとなる「66」をマークし、順位を一気に3位タイまで上げた。通算7アンダーで首位タイを走る上田桃子と李知姫に1打差に迫り、明日の最終日は最終組でのプレーとなる。
「以前まではグリーンを外したらボギーだったけど、小技が上達したのかな。でも、粘れる日もあれば粘れない日もあるので、とりあえずグリーンに乗せることだけを考えたいですね」と、最近になって急速に高まった安定性を自己分析した。今週は、姉の横峯留衣がマンデーを勝ち抜いて参加しており、「一緒に予選通過できればいいですね」と話していた横峯。その姉は、通算1オーバーの32位タイで今季初の予選突破を果たした。明日は互いに笑顔でホールアウトすることができるか、期待が高まる。