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6位タイのさくら、「慰めは要らないです」

「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」2日目の横峯さくらは、条件の良い午前スタート。朝日の綺麗な7時18分に、1番ティからスタートし、1オーバーからの巻き返しを目指した。

その1番パー5。ティショットをフェアウェイ真ん中に置いた横峯は、ピンまで210ヤードの第2打を3Wで2オン狙い。ピン筋に飛んだ球は、下3mにピタリと止まった。これをきっちり沈めた横峯は、わずか1ホールでアンダーパーの世界に入った。

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3番では第2打を2mにつけてバーディ奪取。さらに8番でも2mを沈めてバーディとし、通算3アンダーへとスコアを伸ばす。しかし、9番パー5のティショットは大きく右へ出て木に当たって林の中へ。木の枝の下を通した第2打は、フェアウェイで止まらずに反対側のラフまで行き、3打目はグリーンに届かず手前ラフ。しかし、そこから30cmに寄せるナイスアプローチを見せ、このホールをパーで切り抜けた。

だが、この9番のティショットが尾を引いた。「変な感じがボールに伝わってしまった」という10番は、ティショットを右の林に入れてしまう。そこから出すだけとなり、3打目で7mにつけるが2パットのボギー。15番のティショットも再び右の林の中へ入れると、今度は1打で出し切れず、ラフからの3打目もグリーンを捉えられない。残り30ヤードの第4打で2mにつけたが、これを2パットしてダブルボギーとしてしまった。

「ティショットをフェアウェイに置くことを意識して、前半は凄く良かった分攻めることが出来たけど、後半はティショットから崩れていった感じですね」という横峯。32-39の「71」と、一つスコアを伸ばして通算イーブンパーの6位タイにつけたが、得意のドライバーが乱れたことで、満足感は少なかったようだ。

ピン位置も難しく、スコアを伸ばすことが困難に思われた大会2日目。目標のアンダーパーを出した横峯に、結果的には上出来では?と尋ねると、「それって慰めですか?慰めは要らないです。明日頑張ります!」と、いつにも増して強気な言葉が返ってきた。

2008年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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