2008年 全英リコー女子オープン
期間:07/31〜08/03 場所:サニングデールGC(イングランド)
中盤以降の猛チャージで、辛くも予選突破!
「全英リコー女子オープン」2日目を52位タイで迎えた横峯さくら。決勝ラウンド進出は65位タイまでと、カットラインを見据えながらのプレーとなった。しかし、序盤はパットに苦しむ展開に陥ってしまう。
1番、2番のパー5でスコアを伸ばしたいところだが、ともに約2メートルのバーディパットはカップを逸れる。3番パー4では2打目をピンに絡めてバーディを奪うが、4番パー3では3メートルのパーパットを外してボギー。5番パー4ではティショットをバンカーに打ち込むと、「(グリーンを)狙うところではなかった」という2打目がバンカーのアゴに当たり、再び足元のバンカーへ。4オン2パット、痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。6番、8番もボギーとし、一時はカットライン圏外へ大きく後退。窮地へと追い込まれる。
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しかし、ここから「(グリーンの)ラインの読みが合ってきた」という横峯は、一転して別人のようなプレーを見せる。273ヤードの9番パー4ではピン上3メートルにワンオンし、イーグルをマーク。10番、11番、13番、17番と次々とバーディを量産し、ここ一番で持ち前の爆発力を発揮した。最終18番パー4では、2打目がグリーン手前のバンカーにつかまるなど4オン2パットのダブルボギーとするが、通算1アンダーの46位タイで予選通過を果たした。
「最後に凡ミスをしてしまって、もったいなかった」と振り返る横峯。ホールアウト後の時点では予選落ちの可能性もあったため、「練習が足りないということが分かりました。練習できる体力と精神力が足りないですね」と反省の弁ばかりが目立った。決勝ラウンドは、とにかく上位を目指してスコアを伸ばし続けるのみ。自分自身との戦いになる。