2007年 リゾートトラストレディス
期間:06/01〜06/03 場所:グランディ那須白河GC(福嶋)
2打差の単独2位で、上田桃子を追う! 今季1勝目の再現なるか!?
自身も苦手だという初日、5ボギーを叩くも何とかイーブンパーの15位タイで終えた横峯さくら。「今日はOBを打たないようにと思っていました」という心構えで迎えた2日目、連続ボギーの出だしとなった初日とは対照的な滑り出しとなった。
1番で5メートルのバーディパットを沈めると、続く2番パー3では「ラッキーでした。狙って入るものではないので」と言う12メートルのロングパットを沈め、連続バーディを奪取。しかし、その後もバーディチャンスにつけるが惜しくも外す展開が続き、7番パー5ではボギーを叩いてしまう。それでも前半を1アンダーで終え、悪い流れに傾くことなく後半を迎えた。
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「後半に入ってパットが良くなっていきました」という言葉通り、バックナインに入って横峯のスイッチが切り替わる。11番で7メートル、12番で2メートルのバーディチャンスを連続で決めると、13番をパーとした後の14番、15番でも5メートル前後のバーディパットを沈め、5アンダーへ急上昇。そのまま18番までパーで凌ぎこの日「67」をマーク、通算5アンダーの単独2位でフィニッシュした。
「このコースは下りのラインが残ることが多いんですけど、そのタッチが合っていたのが良かったんだと思います」と、この日スコアを伸ばせた要因を話す横峯。「(雨が降った)昨日は伸ばし合うコースじゃないと思っていたけど、晴れると景色も変わるし、明日はバーディ合戦になるかも。1つでもスコアを伸ばせるように頑張ります」と、今季2勝目へ向けて意気込みを語った。
単独首位には通算7アンダーで上田桃子が立っているが、これは今季初勝利を挙げた「中京テレビ・ブリヂストンレディス」と同じような展開。明日の最終日は、上田、横峯、不動裕理という豪華な顔ぶれが揃い、ギャラリーが集中することも予想される。最終18番グリーン、横峯が割れんばかりの大歓声を浴びていることを期待したい。