6番パー4でOBを打つも、何とかボギーパットを沈めた横峯さくら。バーディを獲ったかのような歓声だった

国内女子ツアー第11戦「リゾートトラストレディス」の初日。2週間前の「中京テレビ･ブリヂストンレディス」では今季初勝利を挙げ、前週の「廣済堂レディス」でも2位タイ。調子とともに、賞金ランキングも3位にまで急上昇し、まさに乗りに乗っている横峯さくら。この勢いを止めることなく、今週も上位進出を狙いたいところだ。

しかしその出だしは、1番、2番連続ボギーという苦しい立ち上がりとなった。3番でバーディを奪い返して巻き返しを図るかに見えたが、雨足が強くなり始めた直後の6番パー4、セカンドショット。フェアウェイから放たれたボールは大きく左へ曲がり、グリーン左サイドのOBゾーンへ。それでも4打目をグリーン奥に乗せると、これを何とか沈めてボギーに留める。

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後半に入ってもバーディとボギーを繰り返す不安定な内容となったが、最終18番パー5の3打目をピン側30センチにつけてバーディフィニッシュ。最終的には5バーディ、5ボギーのイーブンパー、首位と4打差の15位タイで初日を終えた。

「1打で順位がすごく入れ替わってしまう展開なので、1打の重みがすごい」と、プレッシャーを感じながらのプレーが続いたという横峯さくら。「まあ、パープレーだったのでいいかな」と及第点を口にしたが、不安定なプレー内容は本人も自覚しているらしく、その表情は冴えなかった。「ショットを調整して、明日はアンダーパーでまわれるようにしたいですね」と、明日の目標を語った。首位と4打差は、まだまだ優勝争いの圏内。明日アンダーパーで回れば、「中京テレビ･ブリヂストンレディス」同様、最終日の逆転勝利も見えてくる。