2008年 日本女子オープンゴルフ選手権競技
期間:10/02〜10/05 場所:紫雲GC加治川コース(新潟)
桃子、流れを作れず12位タイ
今季女子メジャー第3戦「日本女子オープン」が、新潟県にある紫雲GCで開幕した。先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で今季2勝目を達成し、2週連続優勝と初のメジャータイトルを狙う上田桃子だが、初日は苦しいゴルフとなった。
アウトよりもインが難しいと言われている紫雲GC。この日の上田は、難しいインからのスタートとなった。最初にスコアが動いたのは11番。左のラフから、グリーン手前のバンカーに掴まってボギーとしてしまう。
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13番パー5ではピン上2mのチャンスを決められなかったが、15番でピン下3mを沈めてイーブンパーに盛り返す。18番パー5も1mを沈めて、難しいインコースを1アンダーで折り返した。
スコアを伸ばしたかった後半だが、2番をボギーとした上田は、8番では第2打が木に当たる不運もあって再びボギー。後半はノーバーディで、結局この日は2バーディ3ボギーの1オーバー、12位タイで初日を終えた。
「何もかも噛み合わず、距離感も合わなかったです」という上田。後半はバーディチャンスも多かったが、グリーンを読みきれなかった。「グリーンは日ごとに速くなっているし、それに対応し切れなかったのが、パターが入らなかった原因です」と、悔しそうに振り返る。
それでも、4日間大会は始まったばかり。「明日以降につなげるのが大事なので、最終日に向けて調整したい」と、残り3日間での巻き返しを誓う。「やっぱり、メジャーは流れが大事。今日はキーになるパットを沈められずに、赤字(アンダーパー)にならなかった。明日は踏ん張りどころで耐えて、獲れるところは獲って行きたい」と、前を向いた。