2008年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
期間:09/26〜09/28 場所:利府GC(宮城)
「疲れがあるかも」桃子、首位と3打差に後退
昨日の初日終了後は、楽天vsオリックスの野球観戦に出掛け、「良い刺激を貰いました」と話した上田桃子。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目に、その刺激を活かすべく、首位と1打差の6位タイからスタートした。
まずは2番パー5で幸先良くバーディを奪った上田だが、続く3番に落とし穴が待っていた。第2打をグリーン左のバンカーに入れると、そこからのバンカーショットは、グリーンを通り越して反対側のラフまでいってしまうホームラン。アプローチも弱く、グリーンに載せただけで、そこから2パットのダブルボギーとしてしまう。「ダフらせて転がそうと思ったら、体重移動をし過ぎてしまった」という上田は、皮肉にも前日課題にあげたバンカーショットでのミスを重ねてしまった。
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「ショットはずっと良くなくて、我慢我慢のゴルフでした」という上田。その後はパープレーで耐え続け、15番、16番で連続バーディを奪ったが、 17番でボギーを叩き、結局この日は「72」のイーブンパー。通算2アンダーの4位タイへと順位は上がったが、首位との差は3打に開いた。
「あまり体が動いていなかった。海外で試合数をこなしているし、疲れがあるのかも知れない」と、開幕前の好調さから一変した、ショットの不調を分析する上田。動きの悪さは、今週の寒さにも影響を受けているようだ。
「全体的な感じは悪くないし、この大会に出るのは4回目でコースの事も良く分かっている。データを良い方向に変えていければと思う」と明日への意気込みを話した上田。首位とはまだ3打差。次週のメジャー大会に向けて、最終日にもう一度気持ちの良いプレーを見せたいところだ。