初日に2アンダー16位タイの好スタートをきった上田桃子（Chung Sung-Jun/Getty Images）

現在、米国女子ツアーでの賞金ランキング33位につける上田桃子が、9月第1週に開催された「CNカナディアン女子オープン」以来のツアーに復帰を果たした。そのカナディアン女子オープンでは、最終日にスコアを大きく伸ばし、2位タイに食い込む活躍見せた。

その後、日本ツアーに出場してきた上田は、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」では単独2位に入ったが、狙っていた国内メジャーでは優勝争いに絡むことができず苦戦。体調も良い状態とはいえないまま、米ツアーに戻ることになった。

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SANKYOレディースでキャディを務めてもらった辻村明須香の兄、明志プロに今大会は担いでもらっている。初日、10番からスタートした上田は、11番でバーディを先行させるが、15番、16番で連続ボギーを叩きいやなムードに。しかし、18番パー5でバーディを奪うと、今度は1番で連続バーディ。その後はパーセーブを繰り返すと、最終9番も締めくくりのバーディ。

上がりホールでのバーディで2アンダーに伸ばした上田は、首位とは4打差の16位タイという好スタートを切った。日本ツアーでも、数々のポイントをチェックし悩んできたが、韓国に戦いの場を移した上田が「ハナバンク・コロン選手権」で、残る2日間どのような戦いを見せるか注目だ。