2008年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/14〜11/16 場所:グレートアイランドC(千葉)
桃子、パットに苦しみ14位タイ
「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の最終日は、小雨が降るあいにくの天候となった。2日目を終えて首位と2打差の上田桃子は、2打差圏内に17名がひしめき合う大混戦を抜け出しての逆転優勝を目指し、第12組からスタートした。
1番パー4は、2打目をピン左4mにつけ、続くパットがカップ右ふちから最後転がり落ちるように入って、昨日同様バーディ発進とする。だが、その後のホールが続かない。3番では3mのバーディチャンスを決めきれず、前半は1つスコアを伸ばすに留まり、通算7アンダーで折り返した。
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「パッとしない、パターが入らない、ショットも悪い」という上田。10番グリーンでは、段の下からのファーストパットが段を上がらず3パットのボギーとすると、15番でも1.5mのバーディパットを外し、天を仰いだ。16番からの上がり3ホールは、バーディパットを全てショートしてパーとする。結局、最後までショット・パットともに本来の切れは戻らず、通算7アンダーの14位タイで3日間の戦いを終えた。
「これだけパターを外していると自信を持って打てないし、流れも悪くする。もうちょっと余裕を持ってプレー出来ればいいのですが」と肩を落とした上田。だが、すぐに切り替えるように、「来週はディフェンディングチャンピオンの大会なので、恥じること無いプレーがしたいです。優勝争いをしたいし、良いゴルフをして最終戦に繋げたいです」と、前を見つめた。
次週の「大王製紙エリエールレディス」は、昨年上田が賞金女王を決めた思い出の大会。ここ数試合は優勝争いにも加われずに調子を落としているが、悲願の初メジャータイトル獲得が掛かる最終戦を前に、どこまで仕上げてくるか注目だ。