写真はアクサレディース時のものです。

上田桃子にとって、今週の「CNカナディアン女子オープン」は今季16試合目の米女子ツアーとなる。今年ここまでの最高位は11位タイと、いまいち波に乗れない上田だったが、ようやくノーボギーのラウンドで5位タイの好発進を見せてくれた。

1番スタートの上田は、6番パー3でグリーンを外すも、チップインで幸先良くバーディを奪う。勢いに乗った続く7番でも連続バーディ。「（6番は）難しいアプローチだったんですけど、チップインが出来て、『よっしゃー、ここから流れが来たな』と思ってポンポンときたので、今日は行けるかなーと思った」という上田。前半を2アンダーで折り返すと、12番パー5ではイーグルを奪い、一気に4アンダーへとスコアを伸ばした。

＜＜　下に続く　＞＞

この日は16ホールでパーオンに成功するなど、ショットの安定していた上田。その後もボギーフリーのラウンドで通算4アンダー、首位と3打差の5位タイで初日を終えた。

「ショットはかなり良かった。このコースが合っているし、打ちやすい」と本人も調子の良さを認めるが、課題としたのはパッティング。「今日はパットが見事に入らなかった」と、悔しがった。

「その中でも4アンダーで、久々にボードに名前があるというのはモチベーションになるし、気持ちよくゴルフが出来た」という上田。「それが毎週毎週、藍プロみたいに続くと自信になる」と、これをきっかけに本来の自身のゴルフを取り戻したいところだ。