2009年 クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント
期間:05/01〜05/03 場所:京葉CC(千葉)
2アンダーの桃子「まずまずが70じゃダメ」
「クリスタルガイザーレディス」2日目の上田桃子は、序盤からビックスコアを期待させる立ち上がりを見せる。
1番は3.5mのバーディパットがカップを掠めたが、続く2番で1.5mの下りスライスラインを慎重に沈めてガッツポーズを見せると、続く3番でもピン左1.5mを沈めて連続バーディ。しかし、続く4番はティショットを左ラフに入れて、2打目はピン下6m。バーディパットは惜しくも外れた…。
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この4番で、見ている以上に失望感を味わった上田。「出だしから連続バーディが来て、4番がキーだと思ったけどチャンスにつけられなかった。アメリカツアーでビッグスコアを出す為には、流れが良いところでさらに追い討ちを掛けてピンを狙わないといけない」と、流れを加速させられなかったことを悔しがった。
ショットがあまり良くなかったという2日目、その後は一進一退のゴルフが続く。終わってみれば5バーディ3ボギーの「70」で、2つスコアを伸ばすに留まった。
「練習グリーンで凄くパットが良くなって、思うようなラインが出てきたし、良い時の調子に近づいた」と懸案だったパッティングに復調の兆しが見えたが、「まずまずが70じゃダメ」と求めるレベルはさらに高い。
「今日のボギーは全部ショートしてのボギーなので、もったいないというよりも練習不足。江連さんが駆けつけてくれたので、明日だけじゃなく、このままアメリカに行ってもダメなので、今から練習して調整したいです」と先を見据えた。
昨日の気付きから、「今日は1日自分らしく居られた」と、精神状態はクリアになりつつある。「明日は優勝する、しないは関係なく、幾つバーディを獲れるかに重点を置いて、ボギーが出てもバーディが出ても攻めの姿勢が変わらないようにやっていきたい」という上田。しばらく日本を離れる前に、有終の美を飾りたい。