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石川遼

遼、終盤4ホールに自信!4打差逆転Vへ

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で2008年大会以来3年ぶりの優勝を狙う石川遼が、首位と4打差の通算9アンダー5位タイに浮上してきた。

3番パー3でアプローチのミスからボギーを先行した石川は、4番パー5で2オンに成功すると、3mのイーグルパットは惜しくも外すが難なくバーディ。6番では前日同様左サイドの崖下に打ち込み、2打目は反対サイドのOBゾーンから傾斜で戻ってぎりぎりセーフ。このホールはボギーとするが、8番パー3で下り5mを読みきってバーディパットを沈めた。

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「このコースはインでスコアを伸ばしたい」。大会初日からそう話していた石川は後半、予告通りにスコアを伸ばした。10番、11番と連続バーディを奪うと、13番でもバーディ。そして、「15番、18番は絶対に獲りたい」と言う言葉通り、15番、18番のパー5できっちりバーディを奪った。

「15番から最終18番までの4ホールで、最低でも2つ、もしくは3つは伸ばしたい。最終日も15番に入る時点で、首位と4打差あったとしても諦めることはありません」。最終日は最終組の1つ前でラウンドすることになり「最初から優勝の文字が頭に入っていると、気持ちよくスイングできるか心配になる。最終組ではないので、いい位置でプレーできるし、最後の3ホールになるまで意識しないと思う」と、石川には好条件だと話す。

08年の優勝時も最終日を3打差で迎え、逆転で優勝を決めている。「終盤にスコアを伸ばせると思うと、それまでに伸ばしていなくてもチャンスがあるので、安心感もある」と言う石川が、大ギャラリーの待つ最終18番で最高のパフォーマンスを見せる。(兵庫県加東市/本橋英治)

2011年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント



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