2010年 コカ・コーラ東海クラシック
期間:09/30〜10/03 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
石川遼、チャンスで決められず連覇逃す!!
愛知県の三好カントリー倶楽部西コースで開催されている、国内男子ツアー第17戦「コカ・コーラ東海クラシック」の最終日。首位と4打差の8位タイからスタートした石川遼は、スコアを3つ伸ばしたが、優勝スコアには2打及ばず、通算6アンダーの4位タイ。大会連覇を果たすことは出来なかった。
序盤からバーディチャンスを迎えるが、パットが決まらず我慢のゴルフが続いた石川。スコアが動いたのは7番パー5だった。ティショットでフェアウェイを捕らえると、238ヤードの2打目を5番ウッドでピン奥5mにつけた。そしてイーグルパットを決めて派手なガッツポーズを見せた。
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この時点で首位が8アンダーだったため、石川は3打差の通算5アンダー。ところが、続く8番パー3で、ティショットをバンカーに入れ、アゴのすぐ手前で目玉状態に。ボギーを叩き、良い流れを止めてしまった。
しかし、9番で5mのパーパットを決めて、ここでも力強いガッツポーズ。ここで掴んだ流れで10番は2打目をピンに当てて1mのバーディ。さらに12番パー5でティショットを左に曲げてピンチを迎えるが、アプローチとパッティングが冴えてバーディ。終盤に望みを繋げる。
スコアを伸ばしたい15番パー5は、ティショットを右のラフに入れ、2打目は左ラフ。3打目はグリーンを捕らえられず奥のカラーから2パットのパー。16番パー3はピンの左手前3mに1オンしたがバーディパットが外れてしまう。さらに最終18番も2打目をピン奥1.5mに乗せギャラリーを沸かせたが、ここでもバーディパットが決まらず通算6アンダーでホールアウトした。
「終盤の4ホールでスコアを伸ばせなかったのが敗因です。ちょっと冷静さがぐらついていました。やはり追いかける立場はつらいですね。ただ、今週も上位に入ることができたので、来週に繋がると思います。安定感は出てきたので、これからシーズン後半も優勝争いができるようにしたいです」と4日間の戦いを振り返る石川。
今大会の賞金496万円を加算し、賞金ランキングで金庚泰(韓国)を抜いて再び首位に浮上した。2年連続での賞金王獲得にむけ、着実に前進している。