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石川遼

遼、マスターズへ向け危機感「試合に飢えている」

アーノルド・パーマーインビテーショナル」初日、石川遼は前週の嫌な記憶と戦いながらのスタートだったと振り返る。「(前週は)ボギーが止まらなくて、簡単にボギーが続いてしまった。今週はそういうことがあってはならないという気持ちがあった」。スタートホールの10番は、ティショットを左バンカーに入れると2打目はグリーン手前のバンカーへ。寄せ切れずにボギー発進としてしまう。

それでも、「ドライバーはだいぶ自分のものになってきている」と石川。成績の良かった「ノーザントラスト」、「アクセンチュア」の時でも「タイミングは曖昧だった」と言うが、今週はそれ以上に「掴みつつある」と自信を見せる。

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前半を1バーディ3ボギーで折り返すと、後半は1バーディ1ボギーのパープレイ。通算2オーバーは76位タイ。「このコースは難しいので、アンダーパーでプレー出来れば大ラッキー。今日は自分にとっては悪くない、我慢出来た良いプレーだった」という石川だが、言葉とは裏腹に順位は下位へと沈んだ。

ドライバー以降、アイアンの精度はいまいちで、パッティングも決まらない。「ドライバーを飛ばして、短いクラブでバーディチャンスにつけることが出来れば、一個も入らない日は無いと思う。パットにはアイアンよりも期待していないです」。

そんな石川が現在の課題に挙げたのはアイアンの距離感。方向性は良くなってきているが、「(距離感は)試合の中で見つけていくもの」と、3週間試合から遠ざかっていたブランクが微妙な影を落としている。

しかし、時間は限られている。石川が今年の大きな目標に掲げるマスターズ予選突破に向けては、今週が最後の試合だ。「試合の雰囲気をもっと味わいたいです」と石川。「試合の中でドライバー、アイアンを打つことに飢えていますね。マスターズ前の最後の試合が明日で終わってしまうのか、あと3日間戦えるかは全然違う。明日は相当気合を入れてやりたいです」。危機感の中で、石川の目がギラリと光った。

2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル



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