プロアマ戦は生憎の雨模様となったが、487名のギャラリーに囲まれ元気な姿を見せた石川遼

先週「韓国オープン」に出場した石川遼が、今週は国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」に出場。自身がホストを務める大会が、今週から3試合続くことになるが、昨年はこの3試合全てに予選落ちを喫している。

「昨年はコースに跳ね返されてしまったので、今年はリベンジを果たしたいです。1年前、17歳になったばかりの自分と、17歳を終えようとしている今の自分では、ゴルフの内容がまったく違います」。18歳の誕生日を翌日に控えた16日（水）のプロアマ戦終了後、今大会に向けた意気込みを語った。

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そして、18歳での目標の一つに大学進学を挙げた。高校卒業後は大学進学を希望している。「今の時点で進路など決まっていないので、大学進学が来年の春には出来ないかもしれません。そうなったら、同級生よりも1年遅れることになるかも知れませんが、それでも大学には行きたいと思っています」と話す。

石川は政治にも大きな関心を寄せている。「専門用語など聞いて知っていても、しっかりと理解できていないことが多い・・・」。いろいろな分野に興味関心を持つ石川ではあるが、その直後に「あくまでもゴルフが主体ですが」と強調した。

現在は賞金ランキングで首位に立っているため、賞金額を気にすることもないが、「シード権争いぎりぎりの位置にいたら、一円単位で気になると思います。でも今は上位で戦えているので、賞金へのこだわりは全くありません。今は1試合でも多く優勝争いに加わり、1人でも多くのゴルフファンが増えてくれるように頑張ります」と締めくくった。ゴルフファン拡大のためにも今週は、昨年のリベンジを果たし予選突破はもちろん、2試合連続優勝という期待がかかっている。