2009年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/13〜08/16 場所:ヘーゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)
遼、志し高く開幕へ臨む!「17歳だから、とは言われたくない」
8月13日(木)から米国ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGCで開幕する、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」。開幕を前日に控えた12日(水)、石川遼は片山晋呉、藤田寛之と共にインコース9ホールをプレーし、最後の練習ラウンドを締め括った。
今年と同じヘーゼルティン・ナショナルGC会場で開催された2002年大会を経験している片山との練習ラウンドは渡米前から話題に上っていたが、開幕直前になってようやく実現。「スイングのリズムが参考になります。体重移動の仕方とか、勉強になりますね」。日本を代表するスインガーとのラウンドに、改めて刺激を受けたようだ。
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メジャー開幕を間近にして、発する言葉の1つ1つにも自信が漲っている。「スイングや体も、今が一番良い状態。何かをやり残した、という不安はまったくありません。バッチリです」。初のメジャー挑戦となった「マスターズ」、続く「全英オープン」と悔いの残る予選落ちを喫したが、“3度目の正直”に向けての準備は完璧に整った。
現地では、大会史上最年少出場となる“17歳”という年齢を大きくクローズアップ。だが、石川の心中は穏やかではない。「17歳だからしょうがない、とは言われたくない。17歳としてではなく、プロゴルファーになったからには他のプロと同じ目線で見られたい」。15歳で初優勝を遂げた日本ツアーでも2勝、3勝と重ねることで、年齢に纏わる話題を完全に封じ込めた。この大舞台でも実力を証明し、年齢に関係なく世界的なプレーヤーとして認められること、これも石川が胸に秘める1つの目標だ。
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