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石川遼

「1年前の自分には出来なかった」遼、ナイスカムバックで50位タイ

今季の国内男子メジャー初戦「UBS日本ゴルフツアー選手権」に挑む石川遼。昨年の同大会は「びびりながらティショットを打っていた」と、あえなく予選で姿を消したが、この1年間で海外経験も積み、ドライバーショットにも磨きを掛けた。「今年、もう1回ここでテストされると思うので、楽しみにしています」と、大会前の石川のコメントからは余裕すら感じられた。

大会初日は、池田勇太(23歳)、上井邦浩(26歳)という若手同士でのペアリングとなった石川。「自分の中では朝から良いショットが打てていた」というものの、序盤にミスが出てしまう。グリーン左サイドに池が待ち受ける4番ホール、左から4ヤードの位置に切られたピンに対し、フェアウェイからの石川の第2打は、「狙いはピンの右3mだったけど、インパクトの瞬間に引っ掛かってしまった」と、ピン左にキャリーすると、そのまま左にはねて、池に落ちてしまう。ドロップ後の4打目を1.5mに寄せたが、これを決められずにダブルボギーとしてしまう。9番でもボギーを叩いた石川は、前半を3オーバーで折り返した。

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しかし、「ダボ、ボギーは凄く悔しかったけど、ドライバーが良かった分、今までと違って余裕があった」と石川は振り返る。「自分のゴルフはドライバーが曲がり始めると崩れるけど、今日はそういう不安が無かった」と、11番で5mを沈めてバーディを奪い返すと、602ヤードの15番パー5では、ドライバー、3Wでグリーン手前のバンカーまで運ぶと、そこから3mに寄せてバーディ奪取。後半はノーボギーのラウンドで、結局この日は2バーディ1ボギー1ダブルボギーの「72」(パー71)、1オーバーの50位タイとまずまずのスタートを切った。

「(前半と後半で)変えたところはほとんど無いです。前半は自分のリズムが掴めなかったけど、後半は自分の時間をしっかり使って、良いリズムで出来ました」と、落ち着いた様子の石川。「5(オーバー)とか、6とか行ってもおかしくなかった。最後の方は良い流れでプレー出来たので明日に繋がります。1年前の自分では出来なかった」と、自身の成長も感じ取った。

「2回ドライバーのミスはあったけど、それ以外は完璧と言っていい。自分の中では満足のラウンドだったけど、これだけ良いリズムでこのスコアというのは…。もう少しパットが入ってくれても良かったかな」と、スコア以上の手ごたえを持って、予選2日目に挑む。

2009年 UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ



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