17番に続き、最終18番でバーディで締めくくった有村智恵

自身初の2週連続優勝を目指して「マンシングウェアレディース東海クラシック」最終日を首位と4打差の5位タイで迎えた有村智恵。スコアを伸ばす意気込みでスタートした有村だが、1番で2.5mのバーディパットを外すと流れを掴めず、4番パー3でボギーを先行させてしまう。さらに7番でもボギーをたたき、優勝争いから脱落してしまった。

それでも、後半に入ると12番でバーディを奪い、17番、18番の上がり2ホールを連続バーディで締めた。「最後、上がりが良かったので、すべて帳消しできた感じです」と笑顔の有村。

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しかし、一息ついて改めてこの日のラウンドを振り返ると「前半はすべてが上手く行かず、自分のゾーンに入る感じでもなくて、1つ1つのショットも上手く行かなかったことが多すぎました」と反省の言葉が出てきた。

この日、単独5位に入り賞金400万円を獲得した有村は、生涯獲得金額を5億200万円とした。ツアー出場186試合目にしての5億円突破は、ツアー歴代4位の最少試合数記録となる。「記録を作ることは嬉しい」と話していた有村は「来週に向けて少しでも休んで備えたい」と、すぐに気持ちを切り替える。「来週は自分の中で1、2に入る大事な試合なので、宮城にピークをもっていけるようにしたい」と気合いを込める。（愛知県知多郡／本橋英治）