通算7アンダーまでスコアを伸ばした有村は笑顔でホールアウト

ツアー通算13勝の有村智恵は「マンシングウェアレディース東海クラシック」で自身初の2試合連続優勝に向けて首位と4打差の5位タイで最終日を迎えることになった。前半の2番、3番で連続バーディを奪った有村は、4番パー3でティショットをグリーン奥の深いラフに入れると、アプローチをミスしてボギーにしてしまった。

それでも続く5番でバーディを奪い返した有村。7番では20mから3パットでボギーをたたくが、再び8番でバーディを奪い悪い流れをすぐに断ち切った。そして、後半の15番パー5で2mのバーディパットを沈めると、17番ではピン奥5mからのパットを沈めて通算7アンダーまで伸ばした。

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「昨日よりはパットが決まってくれましたが、その分ボギーもたたいてしまいました。首位に追いつくためには、もう少しスコアを伸ばさなければならないのですが、そのもう少しが足りなかった」。スコアを4つ伸ばしたが、首位との4打差を重く感じている有村。

最終日に向けては「どの試合も勝ちたい気持ちはありますが、2週続けて勝てたら強い選手という証明にもなりますので、果たしたいとは思っています。明日はガンガン行く気持ちで空回りしないよう、コツコツと伸ばして行きたいです。先週、私が追われた朴仁妃のようにスコアを伸ばしたい」と、ミスをせずにバーディを積み重ねることを目論む。（愛知県知多郡／本橋英治）