4連続を含む9バーディを奪取！単独4位への再浮上を果たした有村智恵

「meijiカップ」2日目はショットの精度を欠き、4位タイから27位タイに急落した有村智恵が、最終日に再び輝きを取り戻した。4連続を含む9バーディ、1ボギーの「64」で回り、通算11アンダーの単独4位に再浮上。首位を脅かす猛チャージを見せた。

「昨日は上半身の動きを考えすぎていた」とのポイントを押さえ、蘇ったショットを武器にバーディを量産。前半に2ストローク伸ばすと、10番から4連続、さらに15、16番でもバーディを奪い首位に肉薄する。だが、「最後の2ホールは上（首位）がチラホラ見えてきて、思い通りのパットが打てなかった」と、17、18番はバーディチャンスを作りながらもパーどまり。奇跡の大逆転は叶わなかった。

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これまで最終日の伸び悩みを課題にしていた有村だが、「上に行こうという欲は無く、目の前の1打に対する欲しかなかった」という、無欲の中でのビッグスコア。「こういう気持ちでプレーしてもこんなスコアが出るんだな、と思いました」と、課題をクリアにするためのヒントを掴んだ様子だった。

しかし、3日間を通じて波の激しいプレー内容には不満の表情。「3日間、波が起きないようにするために練習をしてきたい」と2日目の失速を悔いていた。