ショットがピン方向に安定して飛ぶようになってきた有村智恵

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の最終日を通算3アンダー12位タイで迎えた有村智恵。首位とは6打差からのスタートも前半からスコアを伸ばし、その差を詰め始めた。

距離の長い2番でバーディを先行し、3番パー5も着実にバーディ。さらに6番でもスコアを伸ばして6アンダーとした。ところが、その後のバーディチャンスでパターが決まらず、9番では2打目をグリーン左サイドのラフまで運ぶと、3打目のアプローチでヘッドが芝に食われて2mショート。下りのスライスラインを読みきれずにボギーを叩いてしまった。

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後半に入ってもショットの調子は良く、3m程度のバーディチャンスが続いたが、この距離のパットが決まらず5ホール連続パー。15番、そして17番で上り4mのバーディパットを沈め、最終18番は5mのバーディパットを外してしまうが、通算7アンダーの7位タイでホールアウトした。

「昨日パッティングの調整をして、今日はもっとバーディを奪えると思ったのですが、ことごとく外してしまったので、好スコアを出した感覚はないです。でもショットは良いころの自分が取り戻せているので、パッティングが噛み合えば優勝もできるという自信を取り戻してきました」と、次戦に繋がる好感触を得て3日間の戦いを終えた。