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宣言通り!ショットを修正し、7位へ浮上の有村智恵

「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」初日を3オーバーで終えた有村智恵は、ドライバーショットの修正を課題に挙げていた。それから僅か半日後。大会2日目の有村は、「9番でラフに入ったくらい」と精度の高いドライバーショットを取り戻していた。

その要因はドライバーを以前使っていたものへと戻したこと。シーズンオフにフロリダ合宿を経てスイング改造を行い、「クラフトナビスコ選手権」からヘッドは同じだが、シャフトのより硬いもの(同じシャフトだが切り方の違うもの)へと変えていた。しかし、日本に戻り気温も下がると、そのドライバーに違和感を抱くようになったという。

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「今年のHSBC、ダイキン、クラフトと戦って、気温に対応してクラブセッティングも変えて行かないと思いました」と有村は言う。シャフトのより軟らかいドライバーへと戻し、「ティを少し低くして、フェードを打つイメージ」でフェアウェイキープを心掛けた。「このコースはドライバーが曲がったら戦えないし、木の上に打ったら風の影響を受けてしまう。今の球筋で合っていると思います」と、飛ばしたい欲を抑え、決勝ラウンドへ向けて戦う武器を整えた。

5バーディノーボギーの「67」と5つスコアを伸ばして通算2アンダー7位タイへと浮上したが、「12番以降の6ホールでバーディを獲れなかったのが、まだまだやり残した思いがあります」という有村。その悔しさを決勝ラウンドで晴らしたい。

2011年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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