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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、3打差リードで最終日へ

米国女子ツアー「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」の初日に6アンダーをマークして単独首位に立った宮里藍が、2日目もスコアを伸ばして首位をキープ。今季5勝目に王手をかけた。

2番で下り4mのバーディパットを決めた宮里は、6番でもピン奥から2mを入れてバーディ。さらに7番、9番、10番でもスコアを伸ばしてリードを広げた。しかし、11番で1mのパーパットがカップに蹴られてボギーとすると、12番でこの日最大のピンチを迎えた。

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グリーン右サイドのバンカーからの3打目が、グリーンを大オーバーするホームラン。さらに左足下がりの難しいアプローチがグリーンに届かずここまでに4打を費やした。ところが、8ヤード残した5打目のアプローチが直接カップに入り、ボギーで凌いだ。

「あのチップインが大きかったですね。バンカーショットは思ったより砂が少なくて飛んじゃった。4打目も難しかったのでダブルボギーでもいいな、と思って打ったのがよかった」。ダブルボギーも覚悟していただけに、ボギーにとどめたことでその後に繋がったようだ。

15番パー5、そして16番パー3で再び連続バーディを奪い、通算11アンダーまで伸ばした宮里は、2位に3打差をつけて最終日を迎えることになった。

「今日はみんなスコアを伸ばしたり、ボギー打ったりしていた。私だけじゃないし、風が吹いた分グリーンが硬くなってきて距離感を合わせるのが難しかった。2ボギーなら上出来だと思う」と、自身のゴルフを評価する。さらに最終日に向けては「明日も瞬間、瞬間に集中できれば勝っても勝てなくても満足したラウンドになる」と、優勝だけにこだわることはないと言う。

2010年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ



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