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宮里藍が描く挑戦の足跡

宮里、日本開催の今大会は「有利」

帰国6戦目となるミズノクラシック(3日~5日、三重県、賢島CC)は、宮里藍にとっては特別な大会だ。日本ツアーメンバーとして戦った昨季大会は、優勝したアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に10打差の10位タイ。健闘はしたが、あきらかな格の違いを見せ付けられた。しかし今回は、憧れの対象として見ていた米ツアーメンバーとして、1年を戦った自信を胸に挑むことになる。

大会前の火曜日には来日した米ツアーメンバーと久しぶりの再会を果たし、ハグで出迎えた。そんな米ツアー勢が大挙して押し寄せる今大会だが、「まあ、私も日本人ですし、日本のほうがやりやすいと思うので、そういう意味では有利かなと思います」と唯一の日本開催となる日米両女子ツアー共催の今大会に自然と気合も入る。

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前週同様、今週も練習日には父・優氏がつきっきりで宮里を見ており、練習グリーンに座り込んでのアドバイスは「肩の動きが硬くなっているのでリラックスするように」とのこと。

「むこう(米)のツアーメンバーが来ていても、日本のトーナメントの雰囲気はあるわけで、そういう中で気負うことなく自然体でやりたい。気持ちを引き締めながら、スコアを伸ばしていかなければと思う」。

体調は万全、程良い緊張感も保てている。大会初日は“先生”と崇めるカリー・ウェブ(豪)と同組対決。1年間の成長ぶりをファンの前で披露するときがきた。

2006年 ミズノクラシック



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