目標の1アンダーはクリアしたが、75点と振り返る宮里藍

国内女子ツアー第28戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が、大阪府にある茨木カンツリー倶楽部 西コースで開幕。この日、宮里藍は1アンダーの6位タイと好ポジションにつけた。

アウトスタートの宮里は、出だしの1番でいきなりボギー。一瞬嫌な展開を予感させたが、続く2番ですぐにバーディを取り返す。これで勢いに乗ると4番、5番でも連続バーディ。7番で再びボギーを叩いたものの、前半を1アンダーで折り返した。後半に入ってからは、パーで凌ぐ我慢のゴルフを展開し、1バーディ、1ボギーでホールアウト。最終的には4バーディ、3ボギーで初日を終えた。

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「体調面はもう大丈夫です。今日は（1アンダーの）目標をクリア出来たので、自分としては良いスタートですね。点数をつけるとしたら75点ぐらい。パー5でのボギーと10番でのボギーがマイナス点です。キャディのミックは、距離には絶対的な信頼があるので、そういった面では良かったですね。パッティングも帰国してから、ずっといいイメージがありますし、自分のプレーに集中してショットが切れてくれば、チャンスが広がってくると思います」

大会連覇に加えメジャー2連勝、さらに出場4試合連続優勝と、多くの記録に注目が集まる中でも、冷静に自己分析ができるのが宮里の強さ。海外勢や好調なプレーを見せる若手などライバルは多いが、勝利へのシナリオは十分に描ける状態と言っていい。