2006年 全英女子オープン
期間:08/03〜08/06 場所:ロイヤルリザム&St. Annes(イングランド)
「上がり3ホールで2つのバーディは大きかったです」と終盤に好プレーを連発!
女子メジャー第4戦「全英女子オープン」が、イングランドにあるロイヤルリム&St.Annesで開幕。宮里藍は4バーディ、3ボギーでラウンドし、1アンダーの7位タイと好スタートを切った。
午前スタートの宮里は、4番でバーディを奪い一気に波に乗るかと思われたが、難しいコースセッティングも影響し、8番、9番で連続ボギーを叩き前半でスコアを1つ落としてしまう。しかし、後半に入りすぐさま12番でバーディを奪取。15番で再びボギーとしたものの16番、17番では連続バーディと終盤に盛り返した。
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「今日は、全体的にはいい集中力でラウンドができました。午前中は手前から攻めたい意識が強過ぎたのですが、後半にいいアジャストができたと思います。9番と15番のボギーはピッチエンドランの単純なミスです。同じミスを2度繰り返してしまったのが悔しいですね。今日は風も吹いてなかったので、最低イーブンでとは思っていました。ですから、上がり3ホールで2つのバーディは大きかったです。キャディとは、ラインのイメージも合ってましたし、お互い丁寧にプレーできていい雰囲気。ティショットを左にひっかけることが多かったので、明日は気をつけたいですね」
自分自身納得のプレーで初日を終え、初の海外メジャー制覇へ向けて好位置につけた宮里。父の優氏も「今日はこれで良し、合格点でしょう」と愛娘のゴルフに手応えを感じている様子。同時に、最終の18番でバーディを奪ったミッシェル・ウィを見て「藍も最後のバーディチャンスをねじ込んで終わらないと・・・1位になる為には必要でしょう」と課題も提言。父の言葉を実践し、明日以降さらなる上位進出なるか期待は膨らむ。