2007年 コロナモレリアチャンピオンシップ
期間:04/26〜04/29 場所:トレスマリアスレジデンシャルGC(メキシコ)
ノーボギーはチャージへの布石か!? 57位タイで予選通過!
米国女子ツアー第6戦「コロナモレリアチャンピオンシップ」も2日目を迎え、初日を3オーバーの73位タイで終えた宮里藍にとっては予選通過を見据えながらのラウンドとなる。パットの復調が決勝ラウンド進出へのポイントになるが、調整は上手く進んでいるのだろうか。
1番ホールからスタートした宮里は、この日もアップダウンの激しいコースに苦戦を強いられる。2打目以降は打ち上げとなるショットが多く、縦の距離感が合わせにくいこともありグリーンを外す場面が多く見られた。しかしこの日はアプローチが冴え、1パット圏内にボールを寄せるナイスリカバリーが続き、何とかパーで凌ぐ展開が続く。7番パー4では、ピン下3メートルのバーディパットを沈め、少しずつ順位を上げていった。
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後半の10番パー5では、3打目を1.8メートルにつける絶好のバーディチャンス。しかしこれを外し、なかなか流れに乗り切れない。それでも「パットのフィーリングは良くなっている」と言う宮里は、その後もバーディこそないもののパーセーブを続け、結局1バーディ、ノーボギーでホールアウト。通算2オーバーの57位タイと順位を上げ、まずは予選通過を果たした。
パーで凌ぎ続ける緊張感からようやく解放され、「長い一日でした・・・」と思わず口に出た宮里。その中で「ノーボギーは明日につながりますね」と、この日の堅実なプレーが決勝ラウンドでの好結果につながる伏線になることを期待した。また、2日連続で8番パー5の池に入れてしまったことに触れ、「明日はパー 5でチャンスをものにして、いい流れを作っていきたい」と、上位進出へのポイントを明かした。
残り2日、首位とは11打差と離されてしまったが、パットの復調は自身も感じている様子。明日のポイントと話すパー5を攻略して、上位への進出を期待したい。