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2015年 BMWマスターズ
期間:11/12〜11/15 場所:レイクマラーレンGC(中国)

ガルシアが首位発進 上海で今季自己ベストタイ「64」をマーク

セルヒオ・ガルシアが今季ヨーロピアンツアーの自己ベストタイをマークし、上海での「BMWマスターズ」初日を終え1打差の首位に立った。

9つのバーディを奪い、初日を8アンダーの「64」でラウンドしたスペインのガルシアは、僅差ながらアン・ビョンフンビクトル・デュビッソンに1打差をつけ、単独首位で2日目を迎えることとなった。

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今週は「レース・トゥ・ドバイ」で首位を走るロリー・マキロイが不参加とあり、欧州ナンバーワンの座を狙う後続集団には絶好の機会となっている。その中では初日を「67」でラウンドしたジャスティン・ローズが好スタートを切っている。

「レース・トゥ・ドバイ」2位のダニー・ウィレットはフラストレーションの溜まるイーブンパーの「72」で初日を終え、シェーン・ローリールイ・ウーストハイゼンはそろって「70」をマークした。

しかし、なんと言ってもこの日の主役はガルシアで、彼は「オメガヨーロピアンマスターズ」の最終日に記録した今季の自己ベストと並ぶスコアで初日をラウンドした。

10番スタートとなった35歳のガルシアは、10番、12番、13番、そして14番でバーディを奪い、5ホールを終えた時点で4アンダーとした。17番ではボギーを叩いたが、1番からの7ホールで5つのバーディを奪ったことで首位の座を手にした。

「良いラウンドだったね」とガルシア。「見ての通り良いプレーができた。コンディションはとても良かったし、そこまで風もなかったね。少し霧雨が降っていたけれど、それ以外は良かったよ」。

「コースは良い感じだね。ドライバーがとても良く、それが奏功して良いアイアンショットを打つチャンスがたくさん生まれたね。良いラウンドだったよ」。

「いくつか良いバーディがあったね。前半は4ホールで3つのバーディを奪い、後半も初めの4、5ホールで3、4個のバーディを奪ったね」。

「前より気持ち良くプレーできているね。先週は何ラウンドかマレーシアのときよりも良い感じでプレーできていると感じていたんだ」。

「日を追う毎に良くなればと思っているし、日曜は優勝のチャンスがあるといいね」。

2週間前の「トルコ航空オープン」では、上がり4ホールで3つのバーディを奪って同大会の2勝目を挙げたデュビッソン。11番から3連続バーディを奪うなど、この大会でも好調を維持している。

フランス出身のデュビッソンは15番、18番、そして2番でもバーディを奪い、ガルシアを追い抜く勢いを見せるも、上がり6ホールを全てパーとしてガルシアの1打後方で初日のラウンドを終えた。

年間最優秀新人賞を懸け、アニルバン・ラヒリマシュー・フィッツパトリックと熾烈な争いを繰り広げているアンは、ノーボギーのラウンドで好発進を切った。

デュビッソンと同組でプレーした「BMW PGA選手権」王者のアンは、10番、13番、そして15番でバーディを奪うと、1番からの3連続バーディでリーダーボードを駆け上がった。

「レース・トゥ・ドバイ」で10位につける若き韓国人選手は、7番でもバーディを奪い、初日を「65」でラウンドした。

上がり2ホールで連続バーディを奪ったロス・フィッシャーは、6アンダーでルーカス・ビェルレガードと並んで4位タイにつけている。

前週の「WGC HSBCチャンピオンズ」では終盤まで優勝争いを繰り広げ、3位タイに入ったイングランド出身のフィッシャーは、昨年、この大会でマルセル・シームにプレーオフで敗れている。

その彼も10番からのスタートとなり、出だしでバーディを奪うと、13番、14番、そして18番でバーディを奪って後半へ折り返した。その後は7ホール連続でパーとするも、力強い締めくくりで首位から2打差の好位置につけている。

ここ7大会で4度のトップ10入りを果たしているビェルレガードは、好調そのままに6バーディ、ノーボギーの見事なゴルフを展開した。

ガルシアと同組でプレーしたポール・ケーシーは、10番、11番でバーディを奪うと、14番では149ヤードの2打目をホールインする圧巻のイーグルを奪って好スタートを切った。しかし、その後はバーディ1つを奪うに留まり、ローズとトンチャイ・ジェイディーに並ぶ「67」でこの日のラウンドを終えた。

ジェイディーは13番でイーグルを奪うなど、一時は7アンダーまでスコアを伸ばしたものの、上がり4ホールで2つボギーを叩いた。一方、ローズは上がり7ホールで4つのバーディを奪う締めくくりを見せている。

その後方の4アンダーは大集団となっており、大会初日は首位から4ストローク以内に17選手が並ぶ大接戦となった。

フィッツパトリックは初日を「68」で回り、同胞のイアン・ポールター竇沢成張新軍の地元中国勢、フランチェスコ・モリナリリッチー・ラムゼイヘンリック・ステンソン、そしてジャコ・バンジルも4アンダーで初日を終えた。

メジャー2勝のマルティン・カイマーは3アンダーのグループにつけており、その1打後方にはローリーとウーストハイゼン。2打後方にはベルント・ウィスベルガーとブランデン・グレースが続いている。

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