12打差でメジャー2勝目を挙げたC.カー。宮里藍を抜き、世界ランクトップに躍り出た

ニューヨーク州にあるローキャストヒルGCで開催されている、米国女子メジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」の最終日。2位に8打差の13アンダー単独首位でスタートしたクリスティ・カーが、最終日も6バーディ、ノーボギーでラウンドし、通算19アンダー。2位に12打差をつける圧勝でメジャー2勝目を果たした。

通算7アンダーの単独2位は韓国のキム・ソンヒー。そして、通算5アンダーの3位タイに宮里藍と申智愛（韓国）の2人が並んだ。1オーバーの24位タイからスタートした宮里は、5番から3連続バーディを奪うなど、カーと同じくこの日のベストスコア「66」をマークして、怒涛の追い上げを見せた。

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世界ランキング1位で今大会を迎えた宮里は、同ランク2位の申と同じ3位タイに入ったことで、申に再逆転されることはない。しかし、優勝したカーがメジャー勝利でのポイントを加算し、5位から宮里を抜かして1位になることが明らかになった。

通算4アンダーの5位タイにはI-K.キム（韓国）とカリー・ウェブ（オーストラリア）の2人。さらに1打差の3アンダー7位タイにはモーガン・プレッセル、朴仁妃（韓国）、など4人が並んでいる。

最終日を2位タイで迎えた宮里美香は、この日4オーバーとスコアを崩し、通算1アンダーの13位となった。また、横峯さくらも2つスコアを落とし通算2オーバーの25位タイ。有村智恵も1ストローク落として、通算3オーバーの34位タイと宮里藍以外の日本勢は最終日に順位を落とす結果となった。

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