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急転、野村敏京は日本ツアーを目指す

今季最終戦まで分からなかった賞金シードの最後の1枠は、野村敏京が「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で27位(賞金ランク64位)に終わったため、同ランク53位の若林舞衣子がその権利を獲得した。

米ツアーの賞金ランキング94位の野村は、“米ツアーを主戦場とし、日本ツアーのシードが獲れれば出られる試合に出る”というプランだった。しかし、今週国内ツアーのシード権獲得はならなかった。と同時に、米ツアーを主戦場にするという当初のプランも変更するつもりだという。

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「最初は早くプロになりたいと思って米ツアーに行きましたが、(日本の)ブリヂストンレディスに推薦で出場させて貰って優勝して、いきなり日本のシードも貰えました。今年は日本とアメリカの両方のシードを貰って、中途半端になってしまって・・・」と野村。「よく考えたら、技術や体力とか米ツアーで戦うのに足りないことが一杯ありました。まだ若いし、日本でいろんな経験をしてからでも遅くないと思うので、来年は日本ツアーを中心にしたい」と、次週火曜日から行われるファイナルQTへ向かうという。

現状でも来年の「ブリヂストンレディス」前週までの出場権を持つ野村だが、年間を通して出場するには、ファイナルQTで上位に入る必要がある。「ゴルフの調子は良いです。今週はパッティングが入らなかったけど、あそこ(ファイナルQTの会場、葛城GC)は高麗じゃないのでね」と、野村は決断を下したすっきりした表情で自信を覗かせた。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

関連リンク

2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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