「凄くいい感じで自分のゴルフができている」と話す宮里藍（Robert Laberge/Getty Images）

「1番ホールからいい出だしだった」。幸先良いバーディ発進で勢いに乗った宮里藍。「CN カナディアン女子オープン」の初日、7バーディ、ノーボギーのラウンドで首位タイに並ぶ好スタートを切った。

「とにかく今日はスイングのフィーリングが凄く良かったし、パットも自分のストロークに集中できていたので、それが最後まで続いたのでよかった」と、アイアンショットをピン側にピタリと寄せてバーディを量産した。

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「基本的にやはり私は力が入るとスイングのリズムがキープできないので、その辺を先週の日曜くらいから意識していた。今日も凄くいいフィーリングだった。ところどころ、ショットが左に行くところがあったが、ミックが『ちょっと力が入っているように見える』と言ってくれたりしたので、そこでまたアジャストしたりしました」と、自分の距離感を出すことに成功した。

この日、最大の苦戦を強いられたのは13番（パー4）。ティショットを左ラフに入れると、セカンドショットは低空を這い前方ラフへ。しかし「『ボギーでもいい』と思って打ったのが多分良かったのかな」と、8番アイアンで放った3打目は、ピン手前50cmにつけるリカバリーショットでナイスパーセーブ。

「どれだけミスが少ないかということが最終的にもスコアにつながるし、精神的にも技術的にもノーボギーは理想だと思う。勝つことについてはこのツアーで経験は積めていると思うし、今やるべきことは分かっている。今凄くいい感じで自分のゴルフができている」と話す宮里、あとは前に進むしかない。