チョ・ミンギュが単独首位に浮上!白が2打差で追う
2011年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:08/18〜08/21 場所:小野ゴルフ倶楽部(兵庫)
3位タイのドンファン、ツアー2勝目に意欲的!
国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の3日目、4ストローク伸ばして通算8アンダー3位タイに浮上した韓国のドンファン。母国韓国の兵役のため2年間ツアーを離れ、復帰した今季初の優勝に向けて好位置につけている。
7月の北海道2連戦はともに4位タイで終了し「ゴルフの調子は良いです」と、今大会も11位タイから8位タイ、そして3位タイと日ごとに順位を上げてきた。調子が良い状態ではあるが、ドンファンは予選2日間使用したパターから急遽マレット型のパターに入れ替えた。聞けば「今朝バッグから取り出したら、グリップの皮が少し削れていて、握ったときに違和感があった換えることにした」という。
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もともとドンファンのエースパターはピンタイプのセンターシャフト。しかし、今季は開幕からマレット型を使用してきた。ところが、北海道での初戦にストロークが安定しなかったため、エースパターに戻し好成績に繋げた。そして今大会もエースパターで戦いきる予定だったが、急遽マレット型に戻したという。
「スタートから、まずはパターに慣れていくことに気を使っていたんですけど、5番でバーディが来てくれて、落ちついてプレーすることができました」1番でダブルボギースタートとなったが、5番以降は積極的な攻めに転じた。
序盤は同じ組でラウンドした星野英正から「全然攻めてないじゃん、お前チキンだよな」とからかわれる場面もあったが、中盤以降はピンを狙うショットでスコアを伸ばす。「明日はチャンスだと思います。優勝できなかったら、それは仕方がないことなので、優勝までもっていけるように、頑張って攻めて行きます」と、2007年以来のツアー2勝目を目指す。(兵庫県小野市/本橋英治)