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川村昌弘がJGA初タイトル!/日本ジュニア(男子15歳~17歳の部)

第17回「日本ジュニア」大会初日に霞ヶ関CC東コースのコースレコードを更新する「65」の好スタートを切った川村昌弘(福井工大付属福井高3年)は、2日目にも「68」とスコアを伸ばして通算11アンダー。2位に4打差をつけて最終日へと駒を進めた。しかし、最終日は川村のスタート前に競技中止が発表され、1ホールもプレーしないまま、自身初のJGAタイトル獲得が決定した。

川村昌弘
「やりたかったです。2位の加藤(龍太郎)選手とは同い年でナショナルチームでも一緒で、ずっと一緒に回りたいなと言っていて。やっと同じ組になれたのが日本ジュニアの最終日最終組っていう最高の舞台だったので・・・。今からでもやりたいですね。

中止になっちゃって、すっきりしないというのはもちろんあるけど、昨日までの2日間ですごく良いプレーができたのは自信になりました。それに、これが最後のジュニアの試合で、これを目標にやってきたので、(中止になって)ちょっと残念だけど、優勝できたことはうれしいです」。

今大会ではメンタルの調整がうまくいったという川村。09年からJGAナショナルチームに在籍して今年が3年目。最後の年に「一番欲しいタイトル」という日本ジュニアを制し、現在受けている日本ツアーのQスクール(次が2次)突破にも勢いがつきそうだ。将来はヨーロッパやアジアなど、世界を旅しながらいろんなところでゴルフがしたいと、その夢を語った。

<上位の成績/男子15歳~17歳の部>
優勝 -11 川村昌弘(福井工大付属福井3年)
2位 -7 加藤龍太郎(岡山作陽高3年)
3位タイ -6 阿久未来也(作新学院2年)、幡地隆寛(岡山作陽高3年)、滝雅志(水城高3年)
6位タイ -5 大貫渉太朗(水城高1年)、副田裕斗(鹿島学園高2年)
8位タイ -4 松原大輔(水城高2年)、黒木紀至(日章学園3年)、森岡俊一郎(岡山県作陽高2年)、永澤翔(青森山田高2年)

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