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古閑、序盤のミスから奮起「ルーキーじゃあるまいし」

「meijiカップ」初日に9バーディ、ノーボギー。トーナメントレコードと自己ベストに並ぶ「63」と大爆発し、9アンダー単独首位に立った古閑美保は、「今日は緊張してましたね。最初はバタバタして落ち着いていなかった」と、平常心を失った状態で2日目のスタートを迎えていた。

スタートホールの1番は7mを沈めてバーディ発進としたものの、2番(パー3)ではティショットが大きくショートし、アプローチも寄せきれずにボギー。さらに3番でもグリーンを外すとアプローチは2mオーバーし、これを外して連続ボギーとする。

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だが、これらのミスが古閑の闘争心に火を灯した。「どうしようもないボギーにカチンときた。“ルーキーじゃあるまいし、何やってんだ”と、緊張がほぐれました」。5番で5mを沈めバーディを奪うと、7番(パー3)ではピンそば50センチにつけるスーパーショット。終わって見れば5バーディ、3ボギーの「70」と2ストローク伸ばし、ジャン・ウンビに並ばれたものの、通算11アンダーで首位をキープ。左手首痛により不振が続いていた古閑が、1年4ヶ月ぶりとなる復活優勝に王手をかけた。

「今日はティショットが曲がったし、アプローチも良くなかった」と苦しいラウンドを振り返りながらも、「スコアだけ見れば悪くないし、優勝争いにも残れたのであまり深くは考えていません」と気持ちはフラット。「明日も(全体的にスコアが)出るでしょ。とにかく伸ばすしかないと思っています」と、久々のタイトル獲得に強い意気込みを示した。(北海道北広島市/塚田達也)

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2011年 meijiカップ



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