大会連覇に向けた一戦に臨む宮里藍。状態は上向きなだけに期待も高まる ※画像は11年「クラフトナビスコチャンピオンシップ」時

ディフェンディングチャンピオンとして今週の「ショップライトLPGAクラシック」に臨む宮里藍は、月曜日にコースに入り。翌火曜日にハーフ9ホールを練習ラウンドし、水曜日にはプロアマ戦に出場。同じくプロアマ日に当てられた開幕前日の2日（木）はドライビングレンジやパッティンググリーンで時間を費やし、初日に向けて最後の調整を行った。

今シーズン3度目となる大会連覇への挑戦。「この大会で2連覇に挑戦できるのは私だけ。すごくチャレンジな1週間になると思う」と、自身初の連覇に向けて意欲的だ。その上で、意識し過ぎることなくメンタルコントロールできることが宮里の強み。「去年は去年、今年は今年と割り切ってやらないと勝つのは難しい。1打1打、しっかりとやっていきたい」と言葉を繋いだ。

「フィーリングはすごく良い」と調子も上々だ。2週間前の「サイベース・マッチプレー選手権」では、3人抜きを果たしベスト8まで進出。先週1週間は休養にあて、「ラウンドやトレーニングなどバランス良く練習できたし、友達も来てリフレッシュできた。良い1週間でした」と、状態とともに気力も充実。明日の初日、ステーシー・ルイス、チェ・ナヨンという注目組で、連覇へ向けた戦いの幕を開ける。