リッキー・ファウラーの戦跡&プロフィール
2011年 アーノルド・パーマーインビテーショナル
期間:03/24〜03/27 場所:ベイヒルGC&ロッジ(フロリダ州)
遼が刺激を受けるR.ファウラーが2位タイで発進
今季の米国男子ツアー第13戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」は24日(木)、フロリダ州ベイヒルGC&ロッジで開幕。米国期待の22歳、リッキー・ファウラーが首位に3打差の2位タイと好スタートを切った。
出だしの前半10番で4メートルを沈めてバーディ発進したファウラーは、15番で残り183ヤードの第2打を1メートルにつけて2つ目のバーディ。続く16番(パー5)ではフェアウェイから残り215ヤードの第2打を、ロフト20度のユーティリティで2オンに成功し2メートルのイーグルパットを決めた。
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折り返して最終の8、9番で連続ボギーとし「いいパーパットを打ったと思ったんだけど、入ってくれなかったよ」と破顔一笑とはいかなかったが、悲願のツアー初優勝に向け、好位置につけた。
昨年、米国男子ツアー期待の若手として登場したファウラーは新人王を獲得したものの、未勝利に終わった。今季は早くもルーキーのジョナサン・ベガス(ベネズエラ)、ゲーリー・ウッドランドが初勝利をマークし、先を越された格好だ。しかし「プロの舞台でプレーする以上、我慢しなければいけないと思っている。ここで勝つのは簡単じゃない」と“その時”を静かに待っている。
この日、2オーバーの46位タイでスタートした石川は、ラウンド中にリーダーズボードにあるファウラーの名前を注視していた。「意識は相当あります。リッキーとはジュニア時代から一緒にやってきた。アメリカでプレーしたい、そう思わせてくれる選手」と同世代へのライバル意識を隠さない。
2週間前の「WGC キャデラック選手権」では8位に入り、上向き調子のファウラー。ここベイヒルはジュニア時代の大会で優勝した経験もあるだけに、大きな期待がかかる。