【2011年版】池田勇太のスイングをスーパースローで見る
2011年 ノーザントラストオープン
期間:02/17〜02/20 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
池田は辛うじてイーブンパー!「明日は気持ち切り替えて」
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」の初日。日本勢3人が同組でラウンドし、その最上位になったのは池田勇太だった。スタートの1番パー5で、2打目をグリーン右手前のラフまで運ぶと、3打目のアプローチはロブショットでピン横30センチにぴたりとつけた。
3番でもフェアウェイからの2打目をピン左手前80センチにつけてバーディ。さらに5番はピンの右奥から約7m、下りの難しいラインを読みきってバーディ。この時点でリーダーズボードの一番上に名前を掲げた。
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その後は、6番パー3で寄らず入らずのボギーを叩き、9番ではグリーン奥のカラーからバーディを奪い、前半を3アンダーで終える。
ところが、11番パー5でティショットを左サイドの木に当てて、跳ね返ったボールは左に隣接する練習場のネット際に落ちた。このボールの措置で、ドロップできるか競技委員に確認したが、OBを決める境界線のため、動かせない障害物と判明。アンプレアブルで2クラブレングス横に移動しようとしても大きな木に後ろになってしまうため、ティショットを打ち直すためにティグラウンドに戻った。
このホールでダブルボギーを叩いた池田は、その後13番でボギー。15番で3mのバーディパットを決めるが、最終18番でもボギーを叩きイーブンパーでホールアウト。暫定40位タイで初日を終えることになった。
「11番はアンラッキーだった。全体的にドライバーショットは安定しているが、アイアンはまだしっくりいっていない。自分としては思ったように打てなかった」とラウンドを振り返る。そして、2日目も日本人選手3人でラウンドをするが「気持ちを切り替えてできればいいかな」と、冷静に語ってクラブハウス内に引き上げた。