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遼、渡米へ準備万端! 充実の沖縄合宿を打ち上げ
沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で合宿をする石川遼が3日(木)、6日間に渡る沖縄合宿を打ち上げた。この日は朝から雨に見舞われたものの、亜熱帯ならではの温暖な気候。「暖かくてゴルフが1番しやすかった。(気温が)アメリカに近い感じなので、その中で体も動かせたことは参考にもなったし、良い締め括りになった」と、渡米前の最後のラウンドを満足そうに振り返った。
石川にとって、オフシーズンに温暖な気候の中で行う初めての合宿。4ラウンドに渡る実践的な練習、新しいクラブのテストを兼ねた打ち込みなどを行い、「ボールを打つこと、コースでプレーすることが沖縄でのポイントだった。4月くらいの暖かさで冬にプレーできるのが魅力。来た甲斐があったし、それぐらいスイングが良くなった」と、充実の6日間を総括する。
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その上で、「問題はこれからだと思う。(合宿が)無駄にならないよう、定期的に練習とトレーニングを続けていかなくてはいけない。それで1年を戦えれば、この合宿が100点だったと言えると思う」と表情を引き締める。今月17日に開幕する「ノーザントラストオープン」出場に向け、明後日の5日に早々と渡米。「アメリカでも時間はあるので、コースで練習していきたい。特にグリーン周りを意識したいですね」と、アメリカに舞台を移しての練習に思いを巡らせていた。
「ノーザントラストオープン」を皮切りに米国ツアー5試合に出場後、4月には待ちに待った「マスターズ」開幕を迎える。この沖縄合宿から使用する新モデルのキャディバッグには、日の丸と『RYO ISHIKAWA』の文字が刻まれた。「いいですよね。気合も入るし、お気に入りです」。海外での戦いを見据えて一新したギアを携え、昂ぶる気持ちとともに世界のステージへ身を投じる。
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