細川和彦のスイング分析
2010年 マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント
期間:10/28〜10/31 場所:ABCゴルフ倶楽部(兵庫)
細川和彦「あのダボ以外は完璧!」
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の初日に、9つのバーディを量産しながらも、1ボギー、1ダブルボギーで6アンダーの単独2位スタートとなった細川和彦。ホールアウト後の第一声は「あのダボだけですよ・・・」と、4番パー5でのダブルボギーを悔しがった。
この日の細川は10番からスタートすると、前半を5バーディ、1ボギーで折り返した。後半に入っても1番、3番とバーディを奪い、この時点で6アンダーの単独首位に浮上した。ところが、4番のティショットでフェアウェイのセンターを捉えたが、そのボールがディボットの中に入っていた。
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何とか2打目をフェアウェイに運び、3打目のアプローチは少し短くグリーンを転がり手前の刈り込まれたところに戻ってしまった。その場所がグリーンを張り替えたところで、アプローチをミス。グリーン上では3パットをしてしまい、ダブルボギーにしてしまった。
「ショットは完璧ですよ。でもね、何が良いのかは分からないんです。クラブも変えてないし、スイングもいじっていないし」と話す。ゴルフ以外でいえば、恒例の神社めぐりは続けているが、先日の「日本オープン」時に家族が伊勢神宮に行ったことが、良い方向に向いているのかもしれないと話す。今年前厄の細川は、神頼みをしてでも今年1年を乗りきるつもりだ。
今季の開幕時にはシード権獲得を目標に掲げてきた細川。シードのラインをクリアした今は、ランキング上位25名が出場できる最終戦出場が目標となっている。「今週末は天気悪そうだし、明日スコアを伸ばしとかなきゃね」。優勝を目指すと、気持ちが先行して自分のゴルフができなくなってしまうという細川は、上位に入り賞金を積み重ねることで最終戦への出場資格獲得を狙う。