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【GDO EYE】藤田寛之、3番手のパターが大活躍!

国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の初日に5アンダーをマークして単独2位につけた藤田寛之。未だゴルフの内容は不調と言う藤田だが、この日は1年ぶりに使用したパターに助けられた。

藤田はトーナメント会場へは常に3本のパターを持ち歩いている。ピンのアンサー、マレット型のセンターネック、マレット型のL字タイプの3本になるが、この中でエースとなるのがピン。そして、そのピンパターのタッチが合わなくなると、センターネックを投入。さらに、パッティングに悩んだときに使用するのが3番手のL字となる。

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「先週、エースのピンタイプからセンターネックに換えたけど、やっぱりピンに戻して。今週に入ってダメ元で、L字でいったら良かったですね」期待していないクラブが良い仕事をしてくれたと藤田は嬉しそうに話す。

しかし、あくまでも3番手は3番手。今回のパターがエースに昇格することはないという。「ショットは練習の積み重ねですから、急に変わることは少ないけど、パッティングはその日のフィーリングで変わってしまうので」と藤田は続ける。

藤田に限らず、多くのプロが何本もパターを所有している。何年も同じパターを使用するプロも多いが、そのようなプロでもパッティングに悩んだときには、「数年ぶりに使ったんですけど、凄く良くてこれで勝てました」などという話も聞く。

この日3番手のパターでスコアを伸ばしたが、最終日までこの3番手が頑張れるか、4日間の藤田のパターをチェックしたいと思う。(編集部:本橋英治)

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2010年 日本オープンゴルフ選手権競技



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