藤田が使用する「ヤマハ インプレスX V201 ドライバー」ユーザーの評価はいかに
【GDO EYE】2週間で改めて知った、藤田のスゴさ
国内男子ツアーの2戦目「つるやオープン」で、早々と今季初勝利を手にした藤田寛之。1993年のプロデビュー戦から9度目のタイトル獲得となるが、その半数近い4勝はここ2年間で重ねたもの。08、09年と2年連続で海外メジャー「全米プロ」予選突破を果たすなど、昨年40歳を迎えたベテランが益々輝きを増している。
その礎となっているのは、藤田の飽くなき向上心だ。常に新しいことに取り組んでいる姿勢や言葉を、トーナメント会場で何度も耳に、目にしてきた。例え上位でラウンドを終えても、取り組んでいる事柄に対して満足できなければ、首をひねりながら課題ばかりを口にする。
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今年も、新しい試みとともに藤田のシーズンは始まった。藤田の唯一の泣き所と言ってもいい飛距離不足。そのハンデを解消するため、開幕戦から長尺ドライバーを採用した。これまでよりも1.5インチ長い、46.25インチのドライバーだ。開幕戦のプロアマ日に、「平均10ヤードは伸びたけど、デメリットもある。それを消せるスイングを考え中です」と試行錯誤の様子。その上で「飛距離の弱さを補うため、しばらくは長尺で行こうと思っています」と決意を固めていた。
開幕戦の初日、藤田は6位タイの好発進。当然、長尺について前向きな言葉が聞けると思いきや、「今日は何も無いですね」と足早にドライビングレンジへと消えた。その様子を知るだけに、今回の優勝は驚き半分、納得が半分。その対応力の速さへの驚きと、短期間でそれだけの練習を積んだのだろうという納得。改めて海外メジャーへの意欲も口にしている藤田は今、誰よりも若々しく見える。(編集部:塚田達也)
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