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池田、時差ボケに屈せず猛チャージ! 117位から予選突破

「東建ホームメイトカップ」初日は、時差ボケの影響により大きく出遅れた池田勇太。「マスターズ」予選突破への周囲の盛り上がりに対し、本人は「つらい・・・」とローテンションだったが、2日目は「初日に毒を全部吐き出した」と見事な巻き返しを見せた。

時差ボケも少しは解消されていたと振り返る池田。一夜にして復調した要因は、そのスタート時間にあった。初日は午後12時55分、2日目は午前8時30分のスタート。「今日はスタートが朝だったから、向こう(アメリカ)で夜更かししていると思えばいいでしょ」。ホールアウト後には眠そうな表情を見せていたが、プレー中は躍動感に溢れていた。

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ショット、パットともに初日とは別人のような冴えを見せ、前半の2番で5メートル、4番で2メートル、5番でも2メートルを沈めてバーディを重ねる。その後も1ストローク伸ばし、通算5オーバーと予選通過も見えた中で迎えた17番パー5。グリーン手前30ヤードからのアプローチを直接沈め、チップインイーグルを奪う。「入れ!」という掛け声に応えるかのように、ボールはピンを直撃してカップに吸い込まれた。

終わってみれば、1イーグル、5バーディ、1ボギー。この日のベストスコアとなる「65」をマークし、通算3オーバーの42位タイで予選突破。117位タイからの驚異的なごぼう抜きを演じ、首位に6打差まで詰め寄った。「明日が楽しみになった、とは思う」と、体調はまだ万全でないながらも、上位浮上への欲も生まれてきたようだ。

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2010年 東建ホームメイトカップ



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