琉球GCに到着した宮里藍は、ラウンドはせずにアプローチやパターで軽めの調整を行った

米ツアーでの開幕2連勝を果たした宮里藍は、1日に成田空港に凱旋帰国。そして一夜明けた2日の午前中に国内女子ツアー開幕戦が行われる沖縄の那覇空港に到着した。空港では大会側から花束贈呈のセレモニーが行われ、宮里は自宅のある東村には向かわずに開催コースの琉球ゴルフ倶楽部に向かった。

コースに着いた宮里は、着替えを済ませると練習場に姿を現した。すると、練習場にいた仲間たちから「おめでとう」の嵐。そして一人ひとりと笑顔で挨拶を交わした。アプローチ練習場では、2日前の最終日に同じ最終組でラウンドした上田桃子の隣で、感触を確かめるように練習を繰り返した。

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その後、宮里の登場を待ち構えていた記者たちに囲まれ、沖縄に帰ってきた感想を述べた。「やっぱり地元はいいですね。落ち着くというか、なんかほっとします。今週は甥っ子も応援に来てくれるみたいなので、試合中は難しいかもしれませんが、一緒に食事をしたりします」と優しい笑顔で話した。

旅の疲れに関しては「全然疲れはないですね」と、今週も好調をキープした状態で試合に臨めそうだ。宮里にとってこの大会は、中学3年生の時に初めてプロのトーナメントに出場した試合であり、プロに転向して初優勝を飾った思い出の大会だ。今季は国内ツアーの出場試合数が減るかもしれないという宮里は、自身の3試合連続優勝、そして日米両ツアーの開幕戦制覇に挑む。

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