アジアンツアーファイナルQTレポート(1)
今井が首位タイ発進!矢野、久保谷はグリーン攻略に苦戦
2010年のアジアンツアー出場権をかけたファイナルQスクールが、タイ南部のスプリングフィールドビレッジG&Sと、パームヒルズGCの2会場で開幕した。予選2日間は、2つのコースを1ラウンドずつ。上位100位でカットが行われ、決勝の2ラウンドはスプリングフィールドが舞台となる。
性格の異なる2つのコース。ジャック・ニクラウスが設計したスプリングフィールドは、池やクリークが絡むが、比較的オーソドックスな作り。一方のパームヒルズは、距離は短いものの、グリーンの傾斜と目がきつく、そのグリーンをどう攻略するかが好スコアの鍵となる。
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大会初日、65でトップに立ったのは、今井克宗、坂田雅樹、M.フォスター、S.ハンの4選手。4人ともスプリングフィールドでプレーした選手だ。その他の日本人選手では、菊池純が68で12位タイ、塚田好宣、内藤寛太郎、そして矢野東が69で20位タイにつけている。
「1.5mくらいのパットをどう入れればいいか、分からなかった」という矢野。ショットは好調でバーディチャンスを連発するも、パームヒルズのグリーン攻略に手間取った。同じく久保谷健一も、「軟らかくて戻ってくるし、重そうに見えるから打っちゃうと、ずっと行っちゃう」と、パームヒルズの罠にはまり74と出遅れた。
<主な日本人選手の成績>
1位T 65 今井克宗、坂田雅樹
12位T 68 菊池純
20位T 69 塚田好宣、内藤寛太郎、矢野東
36位T 70 伊佐専禄、高橋竜彦
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