石川遼が不在の隙に、一気に賞金ランクトップに躍り出たいところだ

今週の国内男子ツアー「キヤノンオープン」は、賞金ランキングトップの石川遼が、世界選抜のメンバーとして「ザ・プレジデンツカップ」に出場するため不在。その石川を2位で追う池田勇太にとっては、絶好のチャンス到来といえるだろう。2人の差は約2,450万円、今大会の優勝賞金は3,000万円と、池田が優勝すれば一気に首位に返り咲く。

前週の「コカ・コーラ東海クラシック」では、最終日の最終18番まで優勝争いを演じていたものの、2打目をグリーン手前の池に打ち込んでダブルボギーとし、惜しくも優勝を逃してしまった。昨年大会と同様のパターンで優勝を逃し、さらに優勝を手にしたのは賞金ランクトップを争う石川。悔しさばかりが募る結果に終わってしまった。

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だが、「いつまで考えていても、しょうがないでしょ」と、気持ちは既に切り替わっている様子。石川不在に関しては、「え？ 何でいないの？」と笑みを浮かべながら答えをはぐらかしたが、それだけ意識していることの裏返し、とも受け取れる。

さらに、今大会で約450万円を加算すれば、自身初となる賞金総額1億円を突破。今週は、いつもに増して池田に多くの注目が集まる大会となりそうだ。