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横峯、自分自身に驚き「こんなに一生懸命やるなんて」

「大王製紙エリエールレディスオープン」開幕を前に、全美貞が賞金女王のタイトルを確定させ、これで09年に横峯さくらが同タイトルを獲得して以降、3年連続で韓国人選手が女王の座を射止めることとなった。

2試合を残しての“終戦”に「理想ですよね」と横峯は言う。これはタイトルを決める立場に立った時の話。「これだけ差がついて、試合に出る・出ないもあるけど早く決まるのは。次に勝つときは、それくらいの気持ちでやりたいです」と、すでに気持ちは来年以降を向いている。

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「ミジョンもちょっとスランプの時期があったと思うし、一生懸命練習したんだろうなと思います。そう思うと、私も頑張ろうって気持ちになりますね」。長く同じ舞台で戦ってきたもの同士、お互いをよく知るからこそ、強い刺激を受けている。

「27、28歳くらいで(プロを)やめるつもりだったけど、こんなに練習するなんて」と最近の練習量の多さには、誰よりも自分自身が驚いている。「韓国勢が強いし、レベルも上がってきているので、私も一生懸命練習をしないといけないと思います」。その効果は特にショートゲームに表れてきているという。

大会初日は2バーディ1ボギーの「71」。首位と5打差の1アンダー、18位タイとまずまずのスタートを切った。キャディのジョン・ベネット氏も「調子はすごくいいから、明日は大丈夫」と太鼓判を押す。「明日は良いプレーをして、(福島の)みなさんの励みになればいいと思いますね」と、横峯も充実した表情を見せていた。(福島県いわき市/今岡涼太)

2012年 大王製紙エリエールレディスオープン



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